音井のの初主演ドラマ

『ひとりぼっちの人魚』Amazonprimeで配信記念!!

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嶋浦真紀子 役

音井のの スペシャルインタビュー!
 

――これが地上波ドラマ出演のデビューということですが、その経緯は?


音井 身も蓋もない言い方をすると、バッドテイストに所属することになって業務のひとつに「女優」が加わったという感じです。

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 もともとシンガーソングライターとしてバッドテイストに所属(これもなりゆきで。ほんと人生って捨てる神あれば拾う神ありで面白いですよね)したんですけど、「せっかく映像系が得意な会社にいるんだから女優もやってみたら?」と社長が言って下さって……「あ、私でもできるの? じゃぁやってみた~~い♪」なんて軽い気持ちで。ちょうどバッドテイストでもミニドラマやバラエティなど映像作品を沢山作っていた時期だったので、そこに私も合流する形で女優デビューしました。ほんと、ありがたいお話です。


――新潟県ではなく、千葉テレビで放送されたそうですが


音井 そうなんですよ、新潟で観られないというのはちょっぴり残念でしたが、「地上波で放送されるドラマに出られるなんてすご~~い!」と思いました。

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 千葉テレビで放送していた番組のワンコーナーに「山口めろんのめろん旅」というコーナーがあったんですけど、そのコーナーに私の曲がぴったりということで声をかけて頂いたのが最初のご縁だったので、そんな千葉テレビさんで放送されるドラマに出させて頂くっていうのは嬉しかったですね。


――真紀子役を演じるにあたって心がけられた点は


音井 演技のことは右も左も解らないので、「とにかく全力でやろう!」という気持ちでした。

 絵を描くのが好きだったりと真紀子との共通点もあったのでそこは大事にしようと思いました。

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 とはいえ当時はこの『ひとりぼっちの人魚』、『越後くノ一アイドル戦記』、『温泉拳士』やその他バラエティーコーナー、あとは水着のDVDの撮影も同時進行していて……ずっとあちこち行くのに車を運転していた気がします(笑)。とにかくどの撮影も脚本を憶えるのに必死でがむしゃらにやっていました。女優としての役作りなどはきっと全然できていなかったんでしょうけど、当時の精一杯は出し切れたんじゃないかと思っています。


――共演の越後ゆかり(現・楔條[くじょう]詩苑)さん、斎藤尚也さんの印象と撮影時の思い出話しをお聞かせください。


音井 詩苑ちゃんが演じていた晴美ちゃんという役はなんというか掴みどころがなくふわふわしていて、現場でセリフの掛け合いをしていても……なんというか「生身の人間と話している気がしない」というのが正直な気持ちでした。ネタバレになっちゃいますけど、そりゃ彼女の正体は幽霊ですから、生身の人間と話している訳じゃないんですよね(笑)。最後の振り向くシーンなんて本当に恐い!! 本当に最後まで狐につままれたような感覚でした。まさに彼女は役にぴったりだったと思います。 

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 尚也さんは地元の音楽仲間で、ちょうどその頃劇団に入ってお芝居を始めたというお話を聞いて声をかけさせて頂きました。ほんの短いかけ合いでしたが、恋人としてケンカするっていうのはなかなかに精神力が要りましたね。しかも夢を否定されちゃってますし。撮影が終わったあとに尚也さんが「この彼氏ひどいこと言うなぁ……」ってしょんぼり(?)していたのが特に印象に残っています。

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――ロケ場所はどんな所だったのでしょう?


音井 新潟県上越市の「人魚塚」という所で撮影しました。とても風が強かったのを憶えています。実際に人魚の伝説があるみたいで、『ひとりぼっちの人魚』もその伝説を参考に脚本家さんが書かれたそうです。

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 人魚塚の近くの海でも撮影しました。積み上げられたテトラポットに裸足で登っていくのは少し恐かったのですが、絵面が少しでも良くなるのならとガシガシ登りました。とても楽しかったです。大々的な観光地なのかは解りませんが、こじんまりとして澄んだ空気をした場所だったかな。駐車場も少しですがあったので、機会があればみなさんもお散歩がてら行かれてみて下さい。


――それでは、これから本作をご覧になる方にみどころやメッセージをお願いします。


音井 じつはホラーものは苦手な音井ですが、なんというかホラーものをよく作っている会社に所属してしまったもんで(笑)……頑張りました。そりゃもう頑張りましたとも! きっとホラーの中でもそんなに恐くない部類に入るんだろうけど、このお話は『世にも奇妙な物語』的な恐さもあったりして、ジワジワと恐いです。ぜひ、ホームステイのお供に沿えて楽しんでもらえたら嬉しいです。感想を見るのも楽しみなので、レビューも書いてもらえたりなんかしちゃったらとっても喜びます。宜しくお願い致します。

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