6月5日(金)
『私だってするんです2』ニコ生有料試写上映記念!!
https://live2.nicovideo.jp/watch/lv325803511
沙也香 役
――沙也香役に決まるまでの経緯を教えてください。
藤崎 私はまず「生徒として出てもらう」ということで生徒A、Bと思いながら、精いっぱい演じようと撮影に臨みました。ですがクランクアップが近づいていた頃、プロデューサーに役名があることを聞かされ、しばらく疑心暗鬼状態(編注:「なんだと!? 二度と出さん[怒]!!」[プロデューサー談])でした。けれど「月刊コミックバンチ」さんのwebサイト(https://www.comicbunch.com/news/2020/01/21/私だってするんです追加キャスト発表/)上に沙也香役と書かれており、それが確信に変わりました。本当に嬉しかったですね。
――原作『私だってするんです』はオーディションを受けるまで知っていましたか?
また原作を読んだ感想は?
藤崎 オーディションを行うと聞いて、“コミックバンチwebサイト”で毎週更新されていたものをチェックしていました。原作を読んだときは、きわどいシーンをどのようにして撮るのか、体を張るシーンが沢山あるではないか?
と他人事の様に思っていました(笑)。
――オーディションを受けたときの印象・感想・思い出など。
藤崎 女優という、人に観てもらう仕事を選びつつありますが、相当なあがり症です。なので家でひたすら練習して「いける!」と思えたのも束の間。自分の番が来た瞬間文字がどこかに飛んでいくのです。そして頭の中は真っ白……これから緊張を楽しめるような人になりたいものですね。和田アキ子さんのように。
――主演の加藤智子さん、西川俊介さんの印象は?
また、現場でのお二人の演技やオフの際に印象に残る逸話がありましたら。
藤崎 加藤智子さんは、落ち着いていてお人形さんみたく可愛らしい方だなぁ~~と思ったのが第一印象。関わっていくうちに加藤さんはストイックで、周りの人のことまで気にかけて声をかけるような、なんともお優しい天使のような方だと分かりました。西川さんは、“ザ・クール”という印象ですね。でも、クールな方の、たまに見せる笑顔は、特に西川さんに関しては眼福(がんぷく)ですね。
――藤崎さんが撮影に参加されたのは初日からですか? スタッフ的な動きもされていたとのことですが、具体的にどんなことをされていたのでしょう?
藤崎 はい、初日からすべての撮影に参加させていただきました。スタッフさん、キャストのみなさんの様子を窺いながらお菓子や飲み物を配ったりしました。キャストのみなさんの着替えなど身の周りのフォローだったり、カメラでメイキング映像を撮ったり等スタッフの大変さやこの方たちがいてこそ、素晴らしい作品が完成するのだと身をもって知ることができました。
――沙也香役のファーストシーンの撮影は憶えていますか? 憶えていれば、その詳細を教えてください。またこれが映画初出演になるのでしょうか? 初出演でしたらその感 慨を。
藤崎 確か、教室で、先生がテストを返すシーンだった気がします。パントマイムの演技がぎこちなかったのを覚えています。映画は、この作品が初出演となります。今までテレビや映画を観る側の人間だったのが、撮影の裏側を知って、自分がその作品に出演したり、スタッフとして関わることもできて、逆に観られる側に回っていることになんとも感慨深いものがありますね。
――撮影現場で印象に残ったことや人のことをお話しください。インパクトの強かった共演者やスタッフの方のお話 でも構いません。
藤崎 夜の撮影のとき、(学校の)お手洗いに行く際に、加藤智子さんと音井ののさんと連れ立って行きました。本当に真っ暗過ぎてお化けが出そうなところでした。音井さんはすーっと普通に通ってしまうところがカッコ良すぎて逆に笑えました(笑)。問題は加藤さんです。やはり真っ暗な場所は苦手らしく私の腕にちょくちょく捕まったりしてたんですね。恐いのと「嬉しい」、「可愛い」で複雑な気持ちでした(笑)。
――ロケ弁で美味しかったもの、特に憶えているメニューを教えてください。
藤崎 全部美味しかったのですが、ツナマヨおにぎりです。毎日ツナマヨを食べるぐらい大好きです。今は控えて1週間にひとつ食べるぐらいですかね。
――5月29日(金)のニコ生有料試写上映で『1』を観た感想を聞かせてください。また、沙也香役の会心のシー ンは? もしくは「ここはもっとこういう風に演じればよかった」というシーンがありましたら。
藤崎 パワーワードがやたらと出てきてギャグ要素がたっぷり、もちろん恋愛があり、時にシリアスな展開を盛り込んだ、そんな素敵な作品ですね。終始笑いっぱなしでしたね(笑)。BL好きの女の子の牧村苗と絡むシーンがあるのですが、そこで私は、後ろ姿で音声のみなのですが、その音声を聞く限り中途半端なオタクって感じでしたね。もっとオタクの心を持って熱く演じるべきだったかなぁ~~、なんて(笑)。
――6月5日(金)に『2』をご覧になる視聴者・ファ ンのみなさんに女優・藤崎 舞さんからメッセージをどうぞ。
藤崎 『1』に引き続き、また新たな性事情を知ることになったりできっとみなさんも性に関しての意識が高まるのではないでしょうか!? とてもコミカルで笑いっぱなし、青春ものでもあるので、しっかり笑ってキュンキュンします。荒木憲司監督曰く、私には『2』で見せ場があるようです! ぜひ『2』の方も楽しんでご覧くださいね。